11.7.27 衆議院厚生労働委員会を聞いて

聞く価値のある情報は
放射線の健康への影響」児玉龍彦氏(内容完全書き出し)衆議院厚生労働委員会7/27↓に書き起こして下さっている。
「放射線の健康への影響」児玉龍彦氏(内容完全書き出し)衆議院厚生労働委員会7/27 - みんな楽しくHappy♡がいい♪
しかし、↓を最初から聞いていて、こんなショウモナイ質問のしかたはないと腹が立って、寝てしまった公明党坂口力さんの質疑応答を書き起こす。
http://www.shugiintv.go.jp/jp/video_lib3.php?deli_id=41163
公明党坂口力さんの質問

先生方には今日は大変お忙しい中を、お時間を頂いて貴重なご意見を頂きまして心からお礼を申し上げます。
それぞれ貴重な意見を伺って全員の先生にお聞きしたいが、20分という、制限された時間でございますので、お聞きできない先生方もお見えになるかも知れないが、そこはお許しを頂きたい。
まずは明石参考人からお聞きをしたいのですが、先ほども
住民は何を目安ににしたら良いのかなかなかわからない。判断に苦しんでいるとのお話。ありました。実はそれは私達も同じでありましてどう説明すればいいのか判断に苦しんでいる。今日の話を聞いたらすっきりするかと思いましたが、かえって何か難しくなった気がする。我々政治家の方があれをせよ、これをせよ、というのは、政治家に対する評価が低いので、、、政治家のいう通りにしてはダメだ、、、と言うことになってくる。
やはりここは専門家の先生にいって頂くのが一番と思っている。明石さんにお聞きしたいのは、
そうした中で、家を遠く離れて生活をしておられる方がたくさんおられる。この皆さんにできるだけ早く帰って頂けなければならない、帰ってもらえるのにこれまた難しい規準ですが、だいたいこれぐらいだったらと言う、判断基準があるのだろうと思うのですが、先生お考えになって、ここを先に片付けたら、ここのところを国が優先をして解決したら、早く帰ることができるのか、お考えになっているところを。

<明石参考人の答弁>
数字でお示しするというのは、かなり学校でトアル数字で区切ってしまうと何か学校に行けない。あっても遊べない、かなり不利益が生じてしまう。逃げて数字を示さないというよりは、納得がいける、つまり砂場で遊んでも大丈夫だという確信を、安心感を持って頂く、状況を、数字だけではなくて住民に数字に表すのではなく、納得して頂けるような学校で遊べるような環境をつくるのが大切だと思います。数字だけで示すのは難しい。

<坂口>
同じようなことを唐木参考人からお聞きしたい。先ほど、規制値というのは安全と危険の境目ではない、行政が対策を始める目安である。先ほど指摘があったように、行政が動き始めると、ここ以上はこうだと言う風に、それが規準になってしまう。国民の方もそれが危険だと言うことになりがちだ。それ以上は。行政が行う対策と言うのはは普通の危険性から行くと、高めの少し、高めでなくて、数値の低いところから始める、低いところが、そこが規準ということになる。行政がいう規準というのも規制値とできるだけ近いところでやるように指導して頂くと言うのが、大事な気がするのですが。

<唐木参考人
規制値を緩い方にもっていくという話ですが、規制値はなるべく厳しい数値にしておく方が食品全体のどこかがおかしいぞというのを見つけるのを以上に有効。これを動かすのは難しい。どうすればいいかというと、
それには教育が一つある。近くにスーパーがあるが、主婦の方は奥の方に新しいものが置いてあるからという理由で奥から牛乳をとる。それは日本に教育が行き届いていないからだ。日本では食品がただ新しければいいのだ。という理由で奥からとる。欧羅巴では必要に応じて、主婦は奥からとる人もいれば手前からとる人もいる。すぐに使うからいい、と言う人は前からとる。
これは教育のせいである。日本は賞味期限が長い方がいい。と思い込んでいる。そういう教育がおこなわれていないから。
規制値についても単純な○○と作用の関係、理科の教育ですむ問題であるので、小学校中学校からの教育できちんとやることでずいぶん変わる。
<坂口>
もう一問お聞きしたい。国内の安全対策が大事とのこと、食品のところに限ってもらっていいですが、


この辺で私の限界。 
坂口さんの要領を得ない質問のしかた。時間が惜しいなら、端的にキケヨと思ってしまう。最初聞いただけでは全然わからなかった明石さんや唐木さんの返答、何回聞いても何を言いたいのかわからない。唐木さんは規制値の意味するところをちゃんと教育しなさいと言うことなのでしょうか。明石さんの答えも全然わからない。どうやって、安心させるの?児玉さんはそのあたり、一度聞いただけで、具体的にいっていた。どうして坂口さんは児玉さんに聞かないのか。キット聞きたくなかったのよ。と言うか聞いてもいなかったのではないかと思う。この人の話は聞かないことにする。それしかない。こんなショウモナイ質問でさえ、ちゃんと答えて欲しいのに、答えにならない答えをされても聞き返さない坂口さん。わかったことにする。時間つぶし。


中国の新幹線の事故で「なかったことにする」と言うマンガがあった。その横に日本の政治家が自分もそうしたい、と言っているマンガ。今、かなりの人々が原発の事故をなかったことにしようとしている。


文字興しをするのは話の内容がわかれば話し言葉を書き言葉に直すのはかんたんのはずだった。私は日本語でも話を聞きながらキーボード入力が数回聞けばできるのに、今回はダメ。理系の人って、理論整然と話すのではなかったの。


*疲れたので四方山話
本当に東南海地震は近いうちに来るのだろうか。私が引っ越さなければ地震は来ない、と信じているのだけれども。
サンフランシスコから帰って2年も経たない内に、いつも通っていたあのベイブリッジや、高速道路が壊れたし。宝塚の実家から足が遠のいてまもなく実家も全壊。あの地震が来た日、その翌日から兵馬俑坑が神戸の博物館にやってくることになっていて、楽しみにしていた私はその無事を祈ったわよ。かろうじてだった。東京の妹宅に長居をしていた両親はもう一日、出発を遅らすことで、地震に遭わなかった。虫の知らせというのはあるものだ。

今一番心配しているのは喜多方市有機農業をやっている私の友人。結婚したてで六甲で地震に遭遇、そのあと福島に行ってしまった。今年の年賀状に「古民家改造してビフォー&アフターの世界を見に来て下さい」とあって夏休みにゼヒ行こうと思っていた。母子だけが大阪に戻っている、という感じがするのだが。