昨日も雨量規制による通行止め

紀伊半島を南北に走るこの国道はすぐに雨量規制がかかるほどの雨が降る。そうなると公共交通機関は止まってしまう。この地を訪れだした頃は本当に通れないと思って、規制の出ていない42号線を大回りして大阪に戻ったものだ。ところがたいていの場合、自分の責任で通る、何かあっても保証はでない、ということだった。この「自己責任」というのは事故にあってもけがをしたり死んだりしてもあなたのかってよ。ということである。実際通行規制が出ていても所々土砂崩れがあって片側が通れなかったり、道路が冠水していてゆっくり通れば大丈夫なことが多い。かえって規制が解かれたあと、地盤がゆるんでさらに大きな土砂崩れがおきることがある。数年前、かなり大きな土砂崩れがあってその工事のため交互信号が取り付けられた場所がある。規制が出ていないときに、信号待ちをなさっていた軽自動車の一行がさらなる土砂崩れで、亡くなられるという痛ましい事故があった。だから侮ってはいけないのだ。